実録、都内OL育休ライフ

IT系企業勤務のふつーのOL(育休中)です。

妊娠生活〜中期編②〜

妊娠中期パート2です。

 

◆22w0d

 

22週に入って一気に安心感。

これもコウノドリかなんかの入れ知恵だけど、

「22週を超えたら生存率50%」というのを

妊娠してからずーっと考えてたので、

「やっとここまできた、、、」という気持ち。

どんだけずっと心配してんだ。

 

おなかもけっこう出てきたので、

代官山のマタニティ服専門店「sweet mommy」に

マタニティパジャマを買いに行くことに。

 

入院中ってお見舞いの対応用にみんなかわいいパジャマ着るものらしいので、

「えっこれパジャマですか?」みたいなめちゃよそ行きパジャマを購入。

 

マタニティパジャマってデパートのだと高すぎるし、

ネットだと現物見れないし、

sweet mommyは品揃えもいいしすごいよかったな〜〜〜

ぜひおすすめしたい。

 

 スウィートマミーの代官山店では割と定期的に実際のママさんを呼んで撮影会をしているようで、

私も新商品紹介の撮影もしてもらいました〜

マタニティフォトを撮らなかった分、プロの写真で思い出に残せて嬉しかった。

 

 

◆22w2w

 

無痛分娩講習会、二回目。

ここまでで無痛分娩講習会を2回、母親学級を1回。

更に後期に区の母親学級も行く予定だから、も〜〜〜〜耳年増。

知識としては増えてくけど経験がないもんだから、

想像ばっかしちゃってなんかやたら心配ばかり増える。

 

 

 

◆23w5d

 

久しぶりの妊婦健診。この日は中期の検査も。

血圧96-60 

脈92

BPD  5.82cm(+0.10SD)

AC  18.80cm(+0.35SD)

FL  3.85cm(-0.38SD)

EFW  619g(-0.10SD)

子宮底長 24cm

 

カッコ内の数字は、この時期の平均値に比べてどうか。

FLが短いのがダウン症の特徴のひとつなので少し気がかりだったんだけど、

±1.50以内は正常範囲内と聞いて安心。。

しかも看護師さんに「あの先生はいつも少し小さめに測るんですよ」と言われて、 な、なるほど〜〜〜〜と。

 

確かに、エコー見ながら先生が測るんだから、 多少先生の測るときのクセも出るよね。

 

 

 

◆27w5d

 

年明け一発目の健診。

BPD  6.83cm(-0.30SD)

AC  22.65cm(+0.27SD)

FL  4.77cm(-0.40SD)

EFW  1075g(-0.30SD)

 

い、1kg超えた〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!

友達の知り合いで、800gくらいで生まれて元気にすくすく育っている子がいるので、 なんかもう1kg超えたら全然いけるやん、って認識。

さいこう〜

 

もう28週の妊娠後期はそこまできてる。

「病気あろうと、とりあえずここまで育ったらもう今もし早産になってもとりあえず命は助かるはず!」と、

この辺から急に気がおっきくなったな私は。あはは

妊娠生活〜単一臍帯動脈について〜

妊娠中期編で書いた胎児心臓精密検査&胎児全身精密検査ですが、

実は一個見つかっちゃってました、異常。

 

20wの心臓精密では何も見つからなかったものの、

24wの全身精密で見つかったのは、「単一臍帯動脈」というもの。

 

他の箇所のエコーはサクサク進んで、

「はい、ここの箇所も問題ないですね、標準範囲内です〜」

って感じだったのに、 ある箇所だけ先生が繰り返し繰り返しエコーを確認してる。

 

「何かあったんですか…?」と聞くと、

「他は全く問題ないんですが、シングル(単一臍帯動脈)に見えますね」 とのこと。

 

単一臍帯動脈とは、発生率0.3%のへその緒の動脈が足りない病気。

 

普通へその緒は動脈2本と静脈1本の合計3本セットなところ、

うちの子のへその緒には動脈が一本しかなかった。

 

リスクとしては

・胎児発育遅延

・染色体異常

・早産

・出産時仮死状態

などなどを説明されました。

 

発育遅延については24wのこの段階で順調だったから大丈夫そうだったものの、

ここにきてまたも頭をよぎる「染色体異常」。

 

先生が「身体的特徴はみられないし、染色体異常の場合心疾患が出ることが多いですよ」といくら言っても、

クアトロテスト陽性で単一臍帯動脈となると、

染色体異常の可能性はかなり高いのでは…とずっと不安でした。

(そしてまた別で書く予定だけど生まれてからわかった、実際心疾患軽度のありました。軽度の心室中隔欠損。)

 

不安すぎてもう検索して検索して、 ついには医学論文まで読んだりした。末期。

そして早産のリスクは5倍になる、と言われてたから後期もそろりそろりと生活してたのに

ぜ〜〜〜〜んぜん生まれる気配なくて、

予定日近づいたら逆に「うーん、予定日超えちゃいそうですね」と言われる始末。

 

予定は未定だし、親の心子知らずで赤ちゃんはマイペースというかなんというか。。。 とにかく今は赤ちゃんを信じるしかない!!

と自分に言い聞かせはするものの、

ま〜〜〜産むまでずっと不安でした。

 

幸せなマタニティライフ♡とかほんと無縁だった。

ダウン症かどうか、というのは生まれてから顔貌でもある程度わかるし、

小児科医の先生が診れば一瞬でわかる、と言われていたので、

私は生まれた翌日に心臓精密をしてもらった先生にお願いして診てもらいました。

 

「はい、全然大丈夫です。普通の赤ちゃんです。検査結果は、忘れてください!」

と言われてやっと安心できて、この時私の出産はやっと終われた気がする。

 

そんな我が子も発育遅延することもなく、 早産になることもなく、

仮死状態でもなく、 おぎゃ〜〜と元気に生まれてきてくれたので、

全国の単一臍帯動脈診断されたみなさん、希望を持ってください。

 

私も診断された時は不安で不安で何日も泣き通しだったけど、 大丈夫でした。

私もだし、他にも元気に健康な子産んでる人、何人もいます。

 

出産時に助産婦さんが持ってた私のカルテには

でかでかと「単一臍帯動脈」ってメモ書きされてたから、

やっぱ要注意項目ではあるんだとは思う。

 

それも、事前に知れたことで助産師さんも注意深く扱ってくれたはずだから、

やっぱり精密検査はしてよかったなーと思います。

妊娠生活〜クアトロテストについて〜

クアトロテスト。とは。

 

妊婦から採血した血液中の4つの成分を測定して、

赤ちゃんがダウン症候群、18トリソミー、開放性神経管奇形である確率を算出するスクリーニング検査。

 

カットオフ値が1/300、

1/300以上の数値が出たら陽性判定。

 

つまりはダウン症とかの染色体異常の”確率”がわかる検査。あくまで確率。

ダウン症かどうかを確実に確認するには、

このあと更に羊水検査をしなきゃいけない。

 

妊娠中期の16w頃に、

「まあ費用2万とかだし一応やっとくか〜。

確率は年齢によるっていうから、27歳の平均値1/1000とかだし、大丈夫でしょ。」くらいな感じで

やったことすら忘れてたこの検査。

 

検査から二週間近く経ったある日、産婦人科から届いた一本の電話。

 

「検査結果について、至急お伝えしたいことがあるので、

今日か明日、できればご主人もご一緒に、病院にお越しいただけますか?」

 

もう頭が真っ白に。

 

電話によると、医師からでないと伝えられない、電話では何も言えない、

3日後に健診の予約が入っていたが、その時では遅いからすぐ来てほしいとのこと。

 

その時思ったのは、

ダウン症だったんだな、、、

多分1/10とか出たんだろうな。。。」

 

これだけ不妊治療がんばってやっとできた赤ちゃん、

どんな病気があっても育てるし、何よりも大切。

 

だけど親は子供より長生きできないから、

やっぱり健康であるほうがいい。

 

泣きながらタクシー飛び乗って病院に向かうと、

いつもは診察1時間以上待つのに、着いてすぐ産科部長の診察室へ。

検査の結果は、

 

 

「1/247」

 

 

 

な、なんだ〜〜〜〜〜〜

 

よ、よかった〜〜〜〜〜

 

もちろん安心できる数字ではないけど、

1/10とかを想像してたからちょっと拍子抜け。

 

東尾理子がクアトロ陽性だったって公表した時の数字が1/80とかだったかな。

 

27歳平均の1/1000からすると高い数字だけど、

247人いたら246人は陰性、一人が陽性。

 

とはいえ確定診断をするために羊水検査に進みますか?と聞かれたものの、

羊水検査をすることによる流産率が1/300。

おなかに針さして羊水抜くからね。

 

どうせ産むんだから赤ちゃん危険にさらすことは絶対にしたくなかったので、

羊水検査はしないことに。

 

先生によると今はエコーの技術がすごいから、重度のダウン症であれば

エコーで既に特徴が現れてるはず、とのことでいろいろと見てもらいました。

 

見た項目としては、この辺り。

 

◆首の浮腫

首の後ろのつけねのところにむくみがないか。

ただこれは12~13週くらいの限定的な時にしか現れない特徴なので、

その頃のカルテを見てもらって、所見なしを確認してもらった。

 

◆指が重なってないか

染色体異常のある赤ちゃんだと、オーバーラッピングフィンガーと言って、

上手にパーができないそうな。超パーしてた。

 

◆静脈管逆流

染色体異常のある赤ちゃんだと、心疾患がある確率が高い。

心臓の流れ綺麗だったから大丈夫そう。

 

◆小脳が大きすぎないか

 

◆大腿骨(FL)の長さが短すぎないか

 

◆耳の位置が低すぎないか

 

◆鼻の高さが低すぎないか

 

 

この辺が全部大丈夫だったので、1/247の確率も更に下がって1/1000くらいでしょう、とのこと。

 

そして重大な身体的特徴とかがあればこの時点のエコーでもう確認できるはずだから、

この時点で何も見えないということは、生まれてみて何かあったとしても、

ごく軽微なものでしょう、とのこと。

 

いったんこの診断をしてもらって安心するものの、

クアトロテスト陽性による不安はこのあと産むまでずーっと付きまとうことに。

 

 

私は言いたい、どうせ産む人、まじクアトロテストしないほうがいい。

 

 

だって絶対産むんなら羊水検査なんてしないし、

羊水検査しないと結局ずっと確定しなくてモヤモヤするし、

ほんとーーーーーーーーーにクアトロテストはやらなくていい。

 

もしエコーで明らかに特徴が現れてて、けどいきなり羊水検査はハードル高い、 っていうんならやってもいいと思うけども!

 

私は本当にこの検査結果に振り回されました。。。。

 

ただ、この検査をして良かったことは、

ダウン症の赤ちゃんについていろいろと調べたことで、理解が得られたこと。

 

ダウン症の子ならではの魅力、育てる親の大変さ、

いろいろな側面から知ることができて、

街でダウン症の人を見かけた時に見方が変わったな。

 

育てるのはもちろん大変だし、身体も弱い。

けどママ大好きでずっと純粋でとってもとっても可愛い。

たまたまだけど、病院の近くの区の施設でたまにダウン症の人たちが

手作りのお菓子を売ってるので、見かけた時は毎回買うようになりました。

 

うちの子は結果的にダウン症ではなかったけど、

もし染色体異常をもって生まれてきても、

今と同じかそれ以上に可愛がったと思うな。

妊娠生活〜中期編①〜

待ちに待った妊娠中期、つまりは安定期。

 

みんなこの頃になると「妊娠超ハッピー☆」みたいな感じだけど

そんなテンションじゃーない。

 

長い不妊治療でやっと授かった我が子、 次はない。

絶対に健康に産みたい。

 

妊娠全期通しての流産率は15%

そのうち80%は初期の「早期流産」だけど

20%は22wまでの「後期流産」。

それを過ぎたら死産。

 

つまり確実な「安定」なんてものはそんなにない。

性別がわかって名前をつけた後流産する人もいるし、

産んだその日に心臓が止まっちゃう赤ちゃんだっている。

産むときに母子ともに亡くなるケースだって、ある。

 

とはいえ安定期は安定期、ってことで16w入った瞬間に私はいろんな人に報告したよ!

そして戌の日のお参りも行った。

 

 

 

◆16w0d 戌の日のお参り

 

妊娠五ヶ月に入った初めの戌の日にお参りに行くのが習わしだそうで、水天宮まで。

待合室も受付も全部屋内で、さすが配慮が行き届いてる。

水天宮は都内一有名なだけあって会場は妊婦でごった返し。

50人ずつ仕切られて妊婦がのしのし一斉移動してて、ヌーの大群みたいだったな〜

 

 

 

◆16w5d 胎動確認

私は妊娠初期から海外製の胎児聴診器「エンジェルサウンズ」っていうのを使ってて、

毎晩赤ちゃんの心音を確認して安心してたんだけど、

その日は心音の他になんとなくポコポコしてる気がして、

おなかをよくよく触って待ってると、明らかに動いた!

 

 

普通6ヶ月とか入ってからわかるものらしいから、超早い。

足の力が強かったのかな〜

 

 

◆17w5d 

 

3週間ぶりの妊婦健診。

杉山は無痛分娩が有名なんだけど、 無痛分娩をするにはまず、

・無痛分娩ができる3人の医師の中から担当医を選ぶ

・無痛分娩の講習を受ける

の条件が必須。

 

私は3人の中で一番ベテランのT先生に担当してもらうことにしました。

初めてのT先生の診察では、いきなり内診あり。

生理痛の重いのみたいなのがあって不安だったんだけど、

子宮が大きくなる痛みで 出血もないし大丈夫でしょうとのこと。

 

子宮頸管は4cmでごく平均。

この時点で一応女の子っぽいねと言われたものの、まだわからんらしい。

まだお子200gとかだからね、、、よくわからんよね、、、

 

そしてこのころ何気ない気持ちでやった「クアトロ検査」によって、

順調だった妊娠生活が一気に不安なものに。

 

 

 

◆20w5d

 

心臓精密検査第1回。

精密検査、といっても心臓の部分を重点的にエコーで見る、というものなので

母子ともに負担はゼロ。

ドラマ「コウノドリ」の医療監修をしている小児心臓の専門の先生に診てもらった!

別編で書いてる通り私はクアトロテストで陽性判定が出てしまったので、

・胎児心臓精密検査2回(中期と後期に一回ずつ)

・胎児全身精密検査1回

の3回も精密検査してもらいました。

 

「何があっても受け止める」と思ってはいるものの、

知れるリスクは先に知りたい。

 

例えば重大な心疾患があったら、

例えば分娩時に難産になりそうな項目が見つかったら、

早めに知っておければ自分も病院もいろいろ対策が取れる。

 

そういう意味では精密検査はやってよかったなーと思える検査です。

妊娠生活〜初期編〜

続いて初期編。

 

心拍確認後の8wくらいから安定期入るまでの15wくらいまで。

 

ちなみに心拍確認後は基本産科に転院すると思うし、

私も同じ病院内で生殖医療科から産科にうつったものの、

産科の初診までの2週間が長すぎて、不安で二回も生殖医療科に行きました笑

 

いや〜だってこの時期の2週間ってあまりに不安すぎる。。。

 

 

◆9w2d

 

不安すぎて生殖医療科に駆け込む。卒業したのに。

受付の人もコイツこの前卒業です〜とか言ってなかったけ?って顔。

とりあえずCRL25.5mm、心拍171、胎嚢5.5cmで順調。

 

拍子抜け〜

 

先生には、

「心配だろうけど、この時点で順調ならほとんど大丈夫。

もちろん100%じゃないけど、ダメになっちゃう人は

もっと前の段階から怪しかったりするもの」

と言われて安心。。

 

とはいえ6人に1人は流産するからな。。

これも、さくっと自然妊娠した人だと知らなかったりするんだよな〜〜

友達への報告、焦るべからず!

 

 

 

◆10w0d

 

まさかの生殖医療科卒業後、2度目の駆け込み、、笑

前の夜からパタリとつわりがなくなって、不安に。

 

つわりの終わりには時期が早すぎるし(本来今がピークくらいなはず)、

「つわりが急になくなる=流産」の認識だったから、もうパニック。

 

迷惑承知で病院に電話すると

「診察にいらっしゃいますか? もし稽留流産(出血とか痛みとかなく、お腹の中で赤ちゃんの心臓が止まっちゃう流産)の場合、

いらしていただいても食い止めることはできませんが…」

と言われ。

そんなこと言われたらもう確認しないとここから毎日夢でうなされる。

結果、CRL35mmで手もぴこぴこ動いてて超元気。

 

不安な時は、面倒がられようと一旦受診するのをおすすめします。

恥ずかしかろうと、不安なものは不安だ。

だって稽留流産、周りにも多いんだもん。。

 

 

 

◆10w3d 

 

産科初診

この日をどれだけ待ち望んだか、、、

 

流れとしては、

1.受付

2.体重測定、血圧測定

3.尿検査

4.むくみチェック

5.内診、経膣超音波エコー

6.採血

7.保健指導

8.次回予約、会計

 

10時予約で、全部終わったのが13時前くらい。

そんな長い待ち時間もなんのその、

とにかく産科まで進めたことが 嬉しくて嬉しくて、あっという間に感じたな〜

 

保健指導担当してくれた助産師さんには、

「不安で心配になるのは仕方ないこと。

あなただけじゃないし、もっとノイローゼ気味になる人も沢山いるから大丈夫」

と言われた。やさしい、、

 

お会計は分娩前金10万円合わせて、125,000円くらい。

杉山の場合分娩は入院とか全部合わせて100万くらいなんだけど、

10万前金、42万保健から出る、

実際産んだ後払うのは50万くらい。

次回以降は採血時を除き3000円〜5000円くらいなものらしい。

 

 

 

◆12−13w 

 

ハワイ旅行

いやあ普通いかないと思うんですけど、行ったな、ハワイ。

良かったことは超ストレス発散になった、

悪かったことはつわりきつくて全然ごはん楽しめなかった。

 

でも今子供産んで思うのが、産んだら最後やっぱしばらく行けないから

行っておいて大正解だったと思う。

私は元々1年に1回必ず海外旅行行ってて、

そこそこ旅行行ってる方だったと思うけど

それでも全然行き足りなかったかも。

 

産む前にもっともっと行っておくんだった〜〜〜〜!

ベビーカーいらないくらいの年齢になったら子連れヨーロッパ行くぞ〜〜〜

ちなみに「12週の壁」という言葉がまことしやかに囁かれてて、

12wを無事越せるかは流産の一個の区切りらしい。

シームレスに越した。

 

 

 

◆14w4d

 

この時期もうエコーで指とかくっきりわかる!

CRL(座高)10センチくらい、重さ69g。

もう卵一個分以上の重さあるのかうちの子、、、

お会計は3000円。

 

私はつわりはまあ人並みくらいだったけど、

言うほどきつくなかったな〜

喉元過ぎて熱さ忘れてるのか、

不妊治療つらすぎてつわりくらい軽く感じたのか。

 

多い時は1日10回くらい吐いたりとかはしたけど、

まあ、希望のある辛さというか、、、

 

不妊治療はとにかく

「これいつまでやんの、、、報われるのかほんとに、、、」

っていう終わりが見えない感が辛かったから、

「つわりなんていつか終わる!赤ちゃん元気な証拠!」って思えば

全然余裕だった。

身体的に辛くても精神的に辛くない。

 

 

そんなこんなで妊娠初期終了、 待ちに待った安定期(妊娠中期)へ。

妊娠生活〜超初期編〜

さて長いこと待ってやっと始まった妊娠生活。

 

妊娠は、最後の生理が来た日を0週0日(0w0d)とカウントするので

発覚した時点でもう4w。

安定期は一般的には16w。

 

ここの間の3ヶ月間くらい、

流産しないかな、、、

つわりきついな、、、

産休の引き継ぎしなきゃな、、、

とか周りに言えないのにめちゃくちゃ悩みポイントの多い緊張感のある日々を過ごすことに。。

 

とはいえほとんどの場合、16wを待たずに12wくらいで

心拍も無事確認でき、状態が安定してれば

「はいもうほとんど大丈夫〜」みたく言われるみたいです。

 

なので心拍確認までが肝!!と思ってて、超初期と言われる8wくらいまでは

毎日死にそうなくらい不安だったな。。。

あくまで私の場合の、進行状況はこんなかんじ。

 

 

◆2w5d 胚盤胞移植手術

 

つまり生理開始から2週と5日に排卵日が来そうだったので移植。

ちなみに卵は5BCだったのでけっこう期待薄かったです。

 

 

 

◆4w1d 検査薬で陽性判定

 

不妊治療編で書いた通り、胚盤胞移植手術後は毎日のように検査薬を使ってた私。

前日までほとんど見事に真っ白陰性で「あはは〜もう絶望だわ〜〜」と思ってたのに

この日の朝急にうっすらピンクの線がでた!!!

 

いつも中国製のやっすい検査薬(10本1000円とか)だったけど、

重ねて日本製の2本800円くらいのちゃんとした検査薬を使って再確認。

 

この時の検査薬は未だにとってあります。嬉しすぎて。

とりあえずこの時点では親と旦那にだけ報告。

 

 

 

◆4w3d 病院で陽性判定

 

杉山産婦人科生殖医療科にてhcg値の検査。

陽性は陽性でも、このhcgの値が低いと、上手く育つ前に流れてしまう「化学流産」の可能性が高いと説明を受けてドキドキ。。

「どのくらいあったら安心できますか?」という私の質問に、

N先生は「100あれば大丈夫かな。」と回答。

検査結果はすぐにはでないので電話で伝えてもらうことに。

 

結果、 hcg901.9mIU/ml 。 めっちゃあった。

100ちょい想定してたから聞き直した。 とりあえずちょっと安心。。。

が、まだまだ油断できない。。

 

 

 

◆5w3d 胎嚢確認 胎嚢確認。

 

ちっちゃい袋みたいなの。 12.3mm。

そしてこの直後に38度の高熱が3日くらい続いて超心配に。。

近所の内科にかかるも、とりあえず薬はやめて様子見。

私の熱なんざど〜〜〜でもいいんだけど、赤ちゃんに影響あったらどうしようと不安すぎた。

(結果なんの影響もなかったので初期に多少風邪とか引いても大丈夫らしい。安心してください)

 

そしてこの時点で熱が出て会社休まざるをえなかったのもあって、 会社の主要メンバーに言うことに。

元々不妊治療の通院で中抜けの許可もらってたので、 みんなすごく喜んでくれた。

ありがたや。。

妊娠継続しても、流産にしちゃっても、

どのみち精神的にも身体的にもつらいし確実に仕事に影響でるから、

抵抗なければ早め早めに上司には報告するのをおすすめします。

 

 

 

◆7w3d 心拍確認

 

胎芽11mm、心拍145bpmが確認。

 

いよっしゃ〜〜〜〜〜〜!!!!

心拍確認がまず第一の壁だから、ここ越えればちょい安心。

このタイミングで母子手帳をもらう。

 

 

 

◆8w3d 生殖医療科卒業

 

最後の生殖医療科での検診!

次回からは産科ですよ〜と言われてもう感激。

杉山は当時1Fが生殖医療科、2Fが産科、3F以上が産科の入院のお部屋だったから、 2F以上に行くのがどれだけ憧れだったか、、、

この時点でCRL17.4mm、心拍188bpm。

本来、このタイミングでは個人差はほぼ出ないはずだから 標準サイズとして18mm以上成長してくれてたら安心だったけど、、、

 

この頃にはもうがっつりつわり。食べづわり。

ずーっとなんか食べてなきゃ気持ち悪い。

 

超初期、っていうのはこの辺までかな。

 

とにかく超初期、特に心拍確認までは常に流産の可能性が隣り合わせだし、

しかもこの時期の流産ってほとんどが卵の問題で

妊婦がどー過ごそうか関係ないから努力のしようもないし、

とはいえつわりもはじまってくるからとにかくきつかった。

 

私はまあ食べづわりだったからずっと何か食べれば大丈夫なものの、

キッツイ人は10キロ近く痩せちゃったり、入院したり、

つわりって本当命がけ。

 

まあ私は12wでハワイ旅行行ったけどね!

不妊治療長かったから疲れたんだもん!

妊娠した自分にご褒美あげたかったんだもん!

 

あと全妊娠期間合わせて、電車とかバスで一番きついのはこの初期。

不安だし気持ち悪いしたちくらみとかするし、、、

でもお腹が出てないから、マタニティマークつけてても全然気づいてもらえない。

お腹出てきてからの方が安定してるから全然立ってても平気だったりするんだよな〜

 

初期編に続きます。

不妊治療〜体外受精(顕微授精)編②〜

終結

 

私は胚移植3回目で無事着床、妊娠しました。

 

費用はというと、①〜⑤の1セットでトータル50万くらい。

 

それを複数回やるんだから、不妊治療はとにかくお金がかかる。

 

自治体によっては助成金が出るところもあるみたいだけど、 私の住む区は世帯収入730万以下という謎の縛りがあって、適用にならず、 結果何百万も実費で支払うことに。

 

不妊治療費支払ったら全然730万下回るのに、くそう!

貯金ぜ〜〜〜〜〜んぶ飛んだ。

 

けど子供できた。それでいい。

何百万で、かわいいかわいい子供できたから、それでいい。

 

ちなみに無事妊娠した時、生理予定日前日くらいまで妊娠検査薬真っ白で 「今回も、、、終わった、、、」って死ぬほど落ち込んでましたが

そこから徐々に徐々に薄いピンクの線出てきて無事妊娠してました。

早とちりはいけないね。

 

そして私はここまでの道のり、 休職はもちろん、全休は採卵手術後の一週間休んだだけで 他は普通に会社行きながら通院してました。

会社の先輩に不妊治療はじめて休職、みたいな人もいたから 休職しないときついかな?と思ってたんだけど、

かなり早めの段階で上司に相談&報告しておいたのが功を奏した感じ。

初診から一ヶ月くらいが一番検査が多いから週に2~3回の通院がマストだけど、

そのあとは周期に合わせて

 

・生理後数日後に一回排卵日チェック

・そのあと数日おきに排卵日チェック(1回で済む周期もあれば4回くらい通院した周期も)

・人工or体外の施術当日

・黄体補充の注射打ちに行く

 

って感じで、月に5〜8回くらいの通院で済んでた気がする。

いかんせん身体の進具合によるから自分でスケジュールが立てられないんだよな〜〜〜、、

あと私はホルモン注射を自己注射でやってたけど 「注射無理!自分で打つとか無理!」って人はもっと通院回数増えるかも。

 

いずれにせよ会社には早めに言っておいて良かったと思う。

会社の人に言っておくのって、デメリットは「恥ずかしい」くらいだけど メリットとしては理解してもらえるし、

妊娠した時に産休報告も悩まずサクッとできるし、

何より超お祝いムードになってもらえる。

「やっとか!!まじよかったね!!!!!」って感じ。

 

次回のブログからは妊娠生活について書きます。